”弘法筆を選ばず”
~その道の名人は道具や材料に関係なく見事に使いこなす~
ということわざもありますが、字を書く時には同じ物でも人によって手の大きさ、指の太さ、触感が違うので、どうしてもその人の書きやすい、使いやすいボールペン・万年筆・筆ペンが出てきますよね。
私も3年前から始めた書の練習で、同じ字を書いても鉛筆や万年筆に比べて筆ペンは始筆の入りや線の強弱、ハネ・はらいが難しく、これを克服していくことを課題に、取り組んできました。
腕をあげることも大切だけど、きっと自分にあった筆ペンもあるはず!とインクが無くなったら別のもので練習
を繰り返し、これまで ↓ のような筆ペンを使ってきました。
左から
*くれ竹 美文字 完美王 極細
*ぺんてる筆 極細
*くれ竹筆 極細
*メーカー不明 筆ペン 中字用
*くれ竹 万年毛筆 八号
*ペンテル Art brush
*くれ竹 万年毛筆 うるし
お値段も300円代から2000円代(たぶん)
たぶん というのは一番右の”うるし” は、なんと筆ペンの練習を始めて初めて迎えたお正月に初詣先でくじを引いて当たっていただいた物で、あまりのタイミングの良さに、当たった時はワォ!声が出ましたよ^^。
この中で、現在私が使い続けているものは、
一番左の 完美王 です。(追記 その後自分の書きぶりの変化と共に変わっていきました^^)
お値段も¥500位でお安く、インクの乾きが早く手や紙が汚れにくいところが気に入っています。
その後も他の筆ペンを試していく中で、ペンテル筆の墨液もお気に入りに加わりました。(追記)
ぺんてる 筆ペン 墨液 カートリッジセット AMZ-XFP6L-R
ただ面白いことに、上の7本で2日に書き初めをしてみると・・
数年前は思い通りに書けなかったペンも不思議と書けるようにもなっていて^^
少しずつではありますが、上達を感じられることはとても嬉しいことでした。
筆ペンには苦手意識もあった私ですが練習を重ねることで、お陰様で4月からは筆ペンも指導できるようになったので、今後も研鑽を続けていきながら書のある暮らしを楽しんでいきたいと思っています^_^
書に関しては、こちら ↓ の関連記事もお時間がおありでしたら読んでいって下さいね。
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50歳を過ぎての挑戦はこれからも続く。。。
今日も読んでくれてありがとう!
コメント
筆を選ばず。
だったら、熊野筆の存在なんて(^_^;)
いい筆はやはりいい!!
ですね。
確かに!^^ですね。
毛筆に関しては、私の先生から一度良い筆を貸してもらったことがあるのですが、これはさすがに違いました!その時は高くても買いたくなりました(*^^*)