今日は、月に1度のブラッシュライティング(筆で書くカリグラフィ)の稽古日でした。
先生が購入するのに10年悩んだとおっしゃる1本2万円の墨を摺って下さり、それをありがた~く使わせてもらっての練習。
2万円の墨、藍墨とは・・・
今では、墨汁を使う習字教室が一般的?!でしょうが、私が子供の頃は小学校や習字教室では、固形墨を硯で水を加え摺って使っていました。
そうです、あの細長い黒いバーの墨ですよ^^。
その墨を作る時に藍の葉から抽出した色素を膠(にかわ)→(工芸品の接着剤として使うゼラチン)で練り固めて製墨したものが藍墨で、顔料では出ない自然な藍色が特徴の墨です。
現在、ブラッシュライティングも黒は墨汁を使って書いていたので、墨1挺(ろうそくや墨など細長いものは1ちょう・2ちょうと数えるそう)のお値段もわかりませんが、2万円というと相当高価な墨ですよね^^;
ということで、その藍墨を拝借して今日は夏のポストカード(そのままですが「summer」)を書いてみました。
細い線をだすことが難しくて、何回書いてもなかなかしっくりくるものができませんでしたが、ハガキに書いたものがこちらです。(涼しげな感じ、少しは伝わるかなぁ・・・
来月は先月書いた扇子が出来あがってくるそうで、どのような仕上がりになっていることでしょう。。。
和洋折衷のブラッシュライティング、奥が深~い!
今日も見てくれてありがとう♪
コメント
藍よりいでて藍より蒼く
藍墨ってそんなにするのですか!!
貴重ですね。
うちまるさん、私も聞いてビックリ!でした。
墨は今でも手作りだそうで、職人さんや原料によって価格もピンキリだそうですよ。
こんにちは。。お久しぶりです^^
一本2万円の墨というのは、なかなかインパクトがありますね。。
なんか風鈴の音が聞こえてきそう・・・
・・・涼しげなイメージ、つたわります~♪
コスモさん、ありがとうございます(*^_^*)
涼しさを感じていただけて良かったですぅ♪
現在、書く&描くことを楽しんでいます^^。