パステル和アートときままハウスアートの違い

パステルアートとは、その名の通りパステルという画材を使って描くアートのことですが、種類もソフトパステル・ハードパステル・セミハードパステル・・・と様々あります。

これから始めてみようと思われる方の中には「パステルの違いにより絵はどう違うの?」と思われる方もいらっしゃるのではないかと。。。。。

そこで、本日は当教室の講座で使っているハードパステルとセミハードパステルを使っている協会についてご紹介します。

絵の雰囲気や色あい、描き方についても後日紹介していきますので、まずは下記をご覧ください。

一番ポピュラーで教室の多いパステル和アート

日本パステルホープアート協会(Japan Pastel Hope Art Association : JPHAA)の、「子供から高齢者の誰でも、きれいに、1枚20分程度で簡単に描ける絵で、心が穏やかになり、希望-HOPE-に目覚め、気持ちが元気に健康になるアートワーク」をテーマにつくられたアートです。

ヌーベルカレーパステルというハードパステルを削って粉状にしたものを指やコットンで15cm四方の画用紙に色をつけていきます。

インストラクター数も最も多い(全国に約2万人)がいる規模の大きな協会です。

 

パステル和アートの画材と描き方

まずは画像をご覧ください。(協会から拝借したもの)

こちらが一通りのセットになり、もちろんご自身でネットショップや画材屋さんで揃えられていくのもOKだし、協会からセット購入(私の所で受講される方にインストラクター価格でお渡ししています)もOKです^^。

協会からの場合、自分で揃えていくことに比べ少しだけ割高になりますが、1回で揃い、15cmサイズの透明型もついていることがメリットかな。

 

そして、描き方

こちらは描きたいモチーフ(例えば桜だったら)の型を自分で書いて、それを切ったものをステンシルのように型にして、そこに色をのせていきます。

手順は・・・

①自分で構図を考えて15cm枠の別紙に書いてみる

②それを切って型紙を作る

③それぞれの型に色をのせていく(色は自由♪その日の気分でお好きな色を48色から選んでみましょう。思いがけない色選びから案外素敵な色合いの絵が出来たりすることも楽しい1つ)

④背景に色をのせる

☆背景は先に塗って、後からでもいいですし、型の周りを少し空白を残して塗っていくやり方でも良いですよ。

空白を残すとふんわりとした感じに仕上がります。

絵によって塗りわけながら、お好みの背景をつくっていって下さいね^^。

 

 

*想像しながら創造を楽しみたい方むけ

*パステルアートの様々な技法を覚えたい方むけ

 

体験講座では、2枚(円と希望の丘やオーロラの丘等の中から選択してもう1枚)を描いていただきます。

 

 

所要時間は約2時間

受講料は¥3000です。

 

 

独自のスタイルで根強い人気のきままハウスアート

代表先生が描かれた原画をもとに数枚の型シートを組み合わせながら、ファーバーカステル社のポリクロモス(セミハードタイプ)の9色を使いコットンで色を重ねて仕上げていくアートです。

用紙もハガキサイズ~B5とあり、型シートの順に色をのせていくと完成するので、型づくりの苦手な方にも楽しめるようになっています。

絵だけでなくメッセージを添えた作品もつくれ楽しみが広がります。

 

 

 

きままハウスアートの画材と描き方

気ままハウスアートの特徴の1つは9色だけのパステルで色を作りながら描いていくこと。

画材もコンパクトで描きたい時にサッと出して描いてしまえます。

 

     最新の画材セット画像を本部から拝借

 

ただ、テンプレートを使うのであらかじめ本部から取り寄せる必要があり、ここだけ余裕をもって準備しておかないといけません。

 

描き方は

1.描きたいサイズの用紙をマットにマスキングテープで貼る。

*カッターを使わないから、カッターマットでなくてもコピー用紙や硬めのファイルの上でもOK

2.パステルを削る。

3.テンプレート(型シート)を順番に貼り変えながら色をつけていく

まとめたものが、↓ こちらです。画像は本部から拝借したもの

 

4.  出来上がり\(^o^)/

*書いたり切ったりは苦手だから、あらかじめテンプレートがあるといいな♪と思っている方むけ

 

体験講座では、3色で描くグラデーションともう1枚選択して描いていただきます。

 

  きままハウスアート体験用

所要時間は、約2時間

受講料は¥2000です。

 

このように自分で書いて切ってといった下準備がなくても色塗りを始められるものが、きままハウスアートです。

同じテンプレートを使いますが、人によって色の濃淡が違うので、完成品もまた変わりおもしろいですよ。

 

体験講座は、和アート・きままハウスアートとどちらも画材はこちらで用意しますので、手ぶらでお越し下さい。

 

カフェでの講座は終わって1オーダー(¥500~)して頂くことをご了承下さいませ。

 

パステル和アートときままハウスアートの比較表

 

パステル和アート きままハウスアート
パステルの種類 ハードパステル   48色セット セミハードパステル 9色セット
用紙サイズ 15cm四方(自分で切って用意) ハガキ・B6・B5
道具一式の価格 9350円+送料 協会から購入の場合 6600円 送料無料 本部から購入
モチーフ 自分で型シートを作る 既成の型シートを使う
特徴 ・協会のモチーフでも人によって形や大きさも自由なので、創造性が広がる

・書いて、切って等工作感覚で楽しめる

 

・代表の描いた絵の中から好きなものを選んで描くシステム(見本と同じものが描ける)

・型シートがあるので、書いたり切ったりが苦手な人にも不安なくできる

まとめ

和には和の、きままハウスにはきままハウスの良さがあるので、当教室でも生徒さんの趣向にあわせてご紹介をしています。

 

チェックポイントとしては・・・

型を自分で一から作っていきたいのか?

なるべく簡単に作っていきたいのか?

創作が好きか?

何度も使える型シートをもっていたいのか?

カッターやハサミを使わずに作りたいのか?

色を混ぜて作ったりも楽しみたいか?

などなど。

用紙サイズや作品の色合いも見ながら直観で『好き♪』『描いてみたい♪』と思う絵から描いてみるといいですよ。

そのうちに自分の描いていきたいスタイルがきっと見つかると思います。

 

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コメント

  1. パステルもアートもやりだしたら奥が深そうですね。

  2. moco より:

    そうですね^^。
    やればやるほど自分の好みも出てきて楽しめているのでよかったなぁと思っています(^_-)-☆