松の内が明ける今日は、無病息災を願って朝食に七草粥を頂きました。
塩だけの味付けだけど、やさしい粥はほっとする美味しさがありますね。
今年は、昨秋他界した父の四十九日を経て初めてのお正月だったのですが、肉親の死去をもってわかることも多々ありで、今日は備忘録として、またこの先迎えることになる方の多少なりとも参考になれば の思いで一般的な喪中時のルール(マナー等)をしるしてみます。
いつかは訪れる近親者との別れ。。。
喪に服する期間は?
忌中と喪中の違い・・・
忌中の期間は一般的には四十九日法要まででその後忌明けに。
喪中は故人との関係によって3~13ヶ月と変わりますが、一般的には1年と言われていて一周忌法要ともって喪明けに。
うちの実家は浄土真宗にもとづいて葬儀等もおこないましたが、浄土真宗は、亡くなってすぐに極楽浄土へ旅立ち仏様になるため喪に服する喪中という言葉も使わないと言われています。
その為、喪中期間の祝い事も必ず避けなければいけないのではなく気持ちの問題と聞きました。
悲しくてそういう気分になれないようだとしないし、逆にしんみりしていたら故人が悲しむだろうと思えばしてもよく・・・
まぁ敢えてその間に自ら祝い事を設定することはないでしょうが、祝いのよばれ事であれば出席させていただくことはOKだということです。
線香のあげ方と焼香の仕方
こちらも浄土真宗での例だと、線香は半分に(香炉の大きさにあわせて3本でもよい)折って、火をつけ手であおぎ消してから香炉に寝かせます。
焼香は、抹香を親指・人差し指・中指で摘んで額まで上げずにそのまま香炉へ落とし入れます。
どちらもりんは読経をあげる前に鳴らすものなので、鳴らしません。
これらは、宗派によって違い私も葬儀場の方から説明を聞いてわかったことなので、お参りする際に式場の方や
時を経てご家庭の方へ行く時にも尋ねることができれば不安にならず良いと思いますが、故人を偲んで心を込めておまいりすることが一番の供養だと感じました。
喪中時のお正月の迎え方
*年賀欠礼状
新年の挨拶を控えることを11月~12月初旬までに出します。
こちらも浄土真宗の場合は喪中という言葉を使わないと聞きましたので、”新年のご挨拶に代えて” と出しましたが、要は年賀欠礼のお詫びが目的なので、こだわる必要はないようです。
文章に句読点をつけないことも自分が出す側に立って知りました。
欠礼状を出していない方から頂いた賀状は、松の内が過ぎてからお礼と出していないことを詫びて寒中見舞いを出します。
反対に、相手から喪中ハガキを頂いた場合は、年賀状の代わりに松の内が過ぎて、寒中見舞いを出すということもこれまでしてきていなかった(出さなくてよいと思っていた)ので、これからはしていこうと思っています。
*正月飾りとおせち料理
玄関飾り等の設置はせずに過ごします。
おせち料理は、重箱を避け(めでたさを重ねる意味があるから)めでたい色の食材はさけた方がよいという意見もありますが、現在は三が日三食をおせち料理で過ごす家庭も少なくなってきていると思うので、各家庭の考えで準備するしないは決めてよいように思います。
うちでは、おせちのそれぞれの意味(由来)から一部のみ頂き、お雑煮の具材も変えて頂きました。
お屠蘇は頂いていません。
ちなみに年越しそばは、その年の災厄を断ち切る意味があるので例年通り31日に頂きました。
*新年の挨拶
初詣は四十九日を過ぎていると出かけて良い
神社でなくお寺だと出かけて良い
初詣は控えるべき
等こちらも色々で、ご家庭でどうするかを決めるといいのではないでしょうか。
初詣代わりにお墓参りに行ってご先祖に挨拶することで良いようにも思います。
又 新年の挨拶も、新年に入って会った方(特にこちらの事情をしらない方)に「おめでとうございます」と言って頂いた際に同じように返せないことが失礼なようにもあり少し戸惑いました。
「おめでとう」と言ってもバチがあたるわけではありませんが、相手には、「こんにちは(おはようございます)、今年もよろしくお願いします」と返すことで、なんとなくわかっていただければ・・・ということしかできず、これは仕方ないことですね。
ということで、新年最初のブログも違和感をもちつつも新年の挨拶なしでのスタートになりました。
実家はだだっ広く古いので母も一人で迎えるのは寂しいだろうと、結婚後28年にして初めて母を招いてお正月を過ごしましたが、今日書いたことは、あくまでも私の場合ということで。。。
喪中であろうとなかろうと、故人やご先祖をはじめ周りの方へ新年を迎えることができる感謝の気持ちをもって過ごすことが大切ですね。
今日はここまでです&読んでくれてありがとう(*^^*)
コメント
昨年は家内の父親が11月に
父の姉が12月に他界。
その父も現在入院中でお正月は病院で過ごしていました。
喪中はがきも昨年は例年より多く、人生の節目も
感じる一年に。
自分も歳をとっていくので仕方ないことですが、年と共に喪中ハガキもどうしても増えていきますね(T_T)
お父様、如何ですか?
お元気に退院できるようにお祈りしています。